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蕾は開き咲きほこる
第21章 百合は咲き開く

「優子さん、汐里ちゃん驚いていますよ」

「え~、だって私が浴衣持ってないのに気が付いてわざわざ取りに行ってくれたのよ。こんな嬉しいことないじゃないの。だからお礼のキスよっ!」

そう言って、逆の頬にキスをしてギュっと抱きしめてくる。

「それはそうですど……汐里ちゃんって人見知りが激しいので距離感考えてくださいよ、――汐里ちゃん、優子さんって酔っぱらうとキス魔になっちゃうから気を付けてね。嫌なら嫌って言わないと食べられちゃうわよ」

「だっ、誰も食べないわよ、変なこと言わないで頂戴!失礼しちゃうわっ!汐里ちゃん、安心してね。誰彼構わずそんな事するわけないし、もしこのキスも抵抗があるのならもうしないわ」

だから許してねと言われたような気がして、私は首を横にふった。

「大丈夫、です。驚いただけで、イヤじゃなかったです」

「そうよね。挨拶みたいなものだもね。――桜子ちゃんが大げさにいうから心配しちゃったじゃない」

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