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蕾は開き咲きほこる
第21章 百合は咲き開く
目を覚ますと、いつものように光春さんに抱きしめられながらベッドの中にいた。
目の前には気持ちよさそうに寝息を立てている光春さん。
少し動けば、無意識にギュっと私を抱きしめなおしてくれる光春さんの腕に安心する。
だけど、夢とも現実とも分からない出来事を思い出す。
桜子さんと優子さんと一緒に露天風呂に入り、女ふたりの手によってイカされた私の身体……初めて体験する大人の遊び。
その感覚は生々しく残ってるのに、それが現実だったとは言い切れず、夢だったのかもしれないと分からなくなっていた。
「夢……よね」
そう思いたい。
思いたいけど、大切な部分に手を伸ばしてみると、未だにヌルヌルとしたぬめりが残っていた。
夢を見てこうなったのか、それともあれが現実でこうなったのか……考えても答えはでない。
それに、あれが現実だとしたらどうやってベッドに戻ったのかも分からなかった。
だからあれは夢だったと自分に言い聞かせながら、光春さんの胸に顔を押し付けて心を落ちつかせようとした。
目の前には気持ちよさそうに寝息を立てている光春さん。
少し動けば、無意識にギュっと私を抱きしめなおしてくれる光春さんの腕に安心する。
だけど、夢とも現実とも分からない出来事を思い出す。
桜子さんと優子さんと一緒に露天風呂に入り、女ふたりの手によってイカされた私の身体……初めて体験する大人の遊び。
その感覚は生々しく残ってるのに、それが現実だったとは言い切れず、夢だったのかもしれないと分からなくなっていた。
「夢……よね」
そう思いたい。
思いたいけど、大切な部分に手を伸ばしてみると、未だにヌルヌルとしたぬめりが残っていた。
夢を見てこうなったのか、それともあれが現実でこうなったのか……考えても答えはでない。
それに、あれが現実だとしたらどうやってベッドに戻ったのかも分からなかった。
だからあれは夢だったと自分に言い聞かせながら、光春さんの胸に顔を押し付けて心を落ちつかせようとした。