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蕾は開き咲きほこる
第23章 告白
それから3時間程飲み会は続き、10時頃にお開きになった。
いつものようにカラオケに行く高橋さんたちに一緒にどうかと誘われたけど、光春さんに早く会いたくて帰る事を選んだ。
3日前から光春さんは出張で出かけていて会えていない。
慰労会には参加する予定だったけど、仕事が長引いていて遅れるかもしれないと連絡があったきりで最後まで光春さんが現れることはなかった。
とりあえず慰労会も終わりマンションに向かいますとLINEを送り駅に向かった。
ちょうど駅に到着した頃、私の名前を呼ぶ声が聞こえ振り返ると、高橋さんたちとカラオケに行ったはずの羽間さんが走って来ていた。
私の元にたどり着くと、全速力で走ってきたのか息を切らし苦しそうだった。
「大丈夫、ですか?」
心配で尋ねると、私の方に手を向けて「待って」とジェスチャーしているように思えて落ちつくのを待つことにした。
しばらく待っていると息も整い、額から流れる汗に気が付いた私はハンカチを渡した。
いつものようにカラオケに行く高橋さんたちに一緒にどうかと誘われたけど、光春さんに早く会いたくて帰る事を選んだ。
3日前から光春さんは出張で出かけていて会えていない。
慰労会には参加する予定だったけど、仕事が長引いていて遅れるかもしれないと連絡があったきりで最後まで光春さんが現れることはなかった。
とりあえず慰労会も終わりマンションに向かいますとLINEを送り駅に向かった。
ちょうど駅に到着した頃、私の名前を呼ぶ声が聞こえ振り返ると、高橋さんたちとカラオケに行ったはずの羽間さんが走って来ていた。
私の元にたどり着くと、全速力で走ってきたのか息を切らし苦しそうだった。
「大丈夫、ですか?」
心配で尋ねると、私の方に手を向けて「待って」とジェスチャーしているように思えて落ちつくのを待つことにした。
しばらく待っていると息も整い、額から流れる汗に気が付いた私はハンカチを渡した。