この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
蕾は開き咲きほこる
第1章 愛しい人
「私の命令を守ったご褒美です。何度でもイキなさい」
その言葉が終わると同時にカチッと言う音が耳に届き、私の中で震えていた震動が更に強くなり私を襲った。
イクことを許され刺激も強くなれば我慢することはない。
「あっ、あなたっ、あなたっ……イクッ、イクッ……ああああっ、光春さんっ、イクのっ!!」
私は光春さんのスーツにしがみつき、愛する光春さんの前で大きな喘ぎ声をあげながら激しくイッた。
そんな私を優しく包んでくれる光春さんの腕。
その腕に安心しきった私は、止まることのない快楽に翻弄されながらも何度もイかされた。
「またっ、くるのっ。んああああっ……イクッ、イクッ、イクッ!!!」
もう何度イッたのか分からない。
いつの間にか数えることをやめ、私の意識がなくなるまでそれは続いた――……