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蕾は開き咲きほこる
第4章 変わる日常
変わった事と言えば、こんな風に部内の雰囲気が変わった事。
羽間さんは頻繁に声をかけてくれるようになり、何かにつけてはみんなの輪の中に入れてくれる。
仕事に関しても陰口は言われなくなったし、無理な仕事も押し付けられなくなり部署全体が良い感じにまとまっているように感じた。
「坂上さんもたまには飲みいかないか?」
視察の話から飲みに行く話になったのは知っていたけど、まさか誘われるとは思わず驚いて声もでなかった。
返事もできずに固まっていると、またしても羽間さんが声をかけてくれる。
「プロジェクトの成功を祈って飲みに行こうってなったんだ。飲めないわけじゃなさそうだし一緒に行こうよ」
入社したての頃は飲み会に誘われることも多かったけど、断っているうちに誰も声をかけてくれなくなった。
人づきあいの苦手な私はそれでいいと思っていたけど、こうやって誘われるとやっぱりうれしい。
少し前の私だったら断っていたかもしれないけど、声をかけてくれるみんなの心が嬉しくて頷いた。
羽間さんは頻繁に声をかけてくれるようになり、何かにつけてはみんなの輪の中に入れてくれる。
仕事に関しても陰口は言われなくなったし、無理な仕事も押し付けられなくなり部署全体が良い感じにまとまっているように感じた。
「坂上さんもたまには飲みいかないか?」
視察の話から飲みに行く話になったのは知っていたけど、まさか誘われるとは思わず驚いて声もでなかった。
返事もできずに固まっていると、またしても羽間さんが声をかけてくれる。
「プロジェクトの成功を祈って飲みに行こうってなったんだ。飲めないわけじゃなさそうだし一緒に行こうよ」
入社したての頃は飲み会に誘われることも多かったけど、断っているうちに誰も声をかけてくれなくなった。
人づきあいの苦手な私はそれでいいと思っていたけど、こうやって誘われるとやっぱりうれしい。
少し前の私だったら断っていたかもしれないけど、声をかけてくれるみんなの心が嬉しくて頷いた。