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蕾は開き咲きほこる
第4章 変わる日常

水木さんは羽間さんを後ろから羽交い絞めにして私から遠ざけてくれた。
私から離れた羽間さんは今度は水木さんを触り始め、逃げようとする水木さんを見てみんなが笑った。
そんな私も自然と笑顔になる。
この会社に入り、こんなにも自然と笑えたのは初めてだった。
それから暫くして飲み会はお開きとなり、いつものように二次会はカラオケと決まった。
いつもと言っても、私はそのまま帰るから一緒に行ったことはない。
今日もその流れで帰ろうとすると羽間さんに捕まった。
「今日は坂上さんも行こう!!みんなと仲良くできてるんだから勿体ないよ」
まだまだ酔いがさめていないのか、私の肩に腕を回して絡んでくるから怖くて身動きできなくなる。
「そうだな?坂上さんも一緒に行こよ」
「たまには良いじゃない?」
先に歩き出していた人たちが振り返り誘ってくれる。
誘ってくれるのは嬉しいけど、それ以前に羽間さんをどうにかしてほしかった。
その願いを組んでくれたのは、私から羽間さんを引き離してくれた課長だった。
私から離れた羽間さんは今度は水木さんを触り始め、逃げようとする水木さんを見てみんなが笑った。
そんな私も自然と笑顔になる。
この会社に入り、こんなにも自然と笑えたのは初めてだった。
それから暫くして飲み会はお開きとなり、いつものように二次会はカラオケと決まった。
いつもと言っても、私はそのまま帰るから一緒に行ったことはない。
今日もその流れで帰ろうとすると羽間さんに捕まった。
「今日は坂上さんも行こう!!みんなと仲良くできてるんだから勿体ないよ」
まだまだ酔いがさめていないのか、私の肩に腕を回して絡んでくるから怖くて身動きできなくなる。
「そうだな?坂上さんも一緒に行こよ」
「たまには良いじゃない?」
先に歩き出していた人たちが振り返り誘ってくれる。
誘ってくれるのは嬉しいけど、それ以前に羽間さんをどうにかしてほしかった。
その願いを組んでくれたのは、私から羽間さんを引き離してくれた課長だった。

