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蕾は開き咲きほこる
第4章 変わる日常

「無理強いは良くないですよ。二次会は行きたい人だけで行けばいいんです。明日が休みだからと言って飲みすぎないように」

最後に羽間さんの背中を軽く叩いて水木さんたちの輪の中に入れると、水木さんたちは課長の言葉に頷いて歩き始めた。
その後ろ姿を見送った後、残された私と課長は駅まで一緒に歩いて行くことになった。
いつもはお互いに何も話さないのに、今日は課長の方から声をかけてくれた。

「今日は珍しく楽しそうに飲んでいましたね。羽間くんに触られてましたけど大丈夫でしたか?」

「あっ、はい、大丈夫です。急に触られると怖いんだったら、自分から触る分には大丈夫じゃないかって言われて」

「あ~……そんな事を言っていましたね。それで大丈夫だったんですか?」

「はい。大丈夫でした。ですけど、やっぱり急に肩を抱かれたりするのは苦手で……」

さっきの事を思い出すとカッと顔が熱くなり両頬に両手を当てた。

「そうですか。ですが見ていて楽しそうに飲んでいたのでホッとしました。羽間くんのおかげで少しは溶け込めたみたいですね」

その一言に、先程羽間くんから聞いた言葉を思いだした。

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