この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
蕾は開き咲きほこる
第1章 愛しい人

「相変わらずキミは恥ずかしいらしい」

私が慣れていないことを知っている光春さんはクスクスと意地悪に笑う。

「だって……」

いじけて光春さんの胸に顔をグリグリするとさらに強く抱きしめられ、私の方からも光春さんの背中に腕を回して抱きついて甘えた。
結婚して10年。
結婚して何年か経てばセックスレスになるとテレビでも雑誌でも言ってるけど、私と光春さんの間にはそんな事が本当にあるのかと疑ってしまうほど頻繁に愛し合っていた。
光春さんは出会ったころと変わらず私の事を愛してくれるし、私も光春さんの事を出会った頃と同じように愛している。
いや……
あんな事があったからこそ、出会った頃以上に愛しているし、光春さんとの絆はどんな夫婦より強固になったと思っている。
だから光春さんが愛おしくてたまらない……

「……好きです」

ふと、そんな言葉が自然と口から零れ落ちてくる程までに、私は光春さんの事が大好きだった。

/607ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ