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蕾は開き咲きほこる
第4章 変わる日常

「コーヒーに興味を持ってくれるは嬉しいわ。じゃぁさっそく道具の説明からね」

と、この店の亭主である桜子さんはとても丁寧に教えてくれた。
色々と説明を受け、気に入ったのは課長があの時使っていたポータブルコーヒーメーカーセット。

「でも、外で使う機会もないし……」

これが一番の問題だった。
家で使うのであればきちんとしたのが良いと言われたけど、家で豆から挽いて飲むかと言えばそうでもない。
あの時に飲んだコーヒーは本当に美味しかったけど、一人で飲もうとは思わない。

「だったら機会を作ればいいんじゃないの?――光春くん。彼女、あなたと同じのを欲しがってるんだけど使う機会がないそうよ。どこかに連れて行ってあげたら」

「あっ、いえっ、わざわざ課長にお願いすることでは――」

「いいのいいの。どっちにしても来週あたり桜を見に行くんでしょう?だったら一緒に行って来なさいよ」

課長の意見も聞かずに桜子さんは話を勝手に決めて行く。
その強引さに驚いて何も言えずにいると、課長はフーと困ったように息を吐いた。


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