この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
痴漢調教―野溝広美17才
第30章 奪われていた初めて
「あのドラマは乙女の憧れが全部詰まってるよねー」
恵美は会話を続ける。
広美は相づちを打ちながら会話を聞き入る。
「彼氏と手を繋いで学校通ったりさー、休み時間にこまめにメールしたり、そして放課後はちょっとエッチな事をする」
「まさに青春って感じよねー」
広美はふと気づく。
(あれ?わたしそれ体験してるかも…)
(あっ…、ウソ、イヤだ)
広美は太田と一週間やってきた事が頭によぎり絶望する。
(わたしあの人と全部やってる、手を繋いだり、メールしたり、エッチな事したり…)
(イヤだ、わたしはもう経験しちゃってる)
(どこの誰だかわからない、あんな人にわたしの青春奪われてる)
本来、好きな人と時間をかけて経験していく事を、自分の意図しない間に全てを奪われてる事に気がつき、目の前が真っ暗になった。
広美の一生の思い出になるであろう【初めて】は全て太田との思い出になってしまった。
恵美は会話を続ける。
広美は相づちを打ちながら会話を聞き入る。
「彼氏と手を繋いで学校通ったりさー、休み時間にこまめにメールしたり、そして放課後はちょっとエッチな事をする」
「まさに青春って感じよねー」
広美はふと気づく。
(あれ?わたしそれ体験してるかも…)
(あっ…、ウソ、イヤだ)
広美は太田と一週間やってきた事が頭によぎり絶望する。
(わたしあの人と全部やってる、手を繋いだり、メールしたり、エッチな事したり…)
(イヤだ、わたしはもう経験しちゃってる)
(どこの誰だかわからない、あんな人にわたしの青春奪われてる)
本来、好きな人と時間をかけて経験していく事を、自分の意図しない間に全てを奪われてる事に気がつき、目の前が真っ暗になった。
広美の一生の思い出になるであろう【初めて】は全て太田との思い出になってしまった。