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痴漢調教―野溝広美17才
第44章 貫通までのカウントダウン
広美の手は自分の意思とは逆に自身の胸に手がそっと伸びる。

(いやっ、だめったら、今授業中なんだよ)
(でも…、少しだけ、少しだけなら)

広美は葛藤しながらも、こっそりと自分の胸を愛撫し始める。

(あんっ、気持ちいいよぉ)
(だめ、とまらない)
(もうやめなきゃ)

(早く家に帰って気持ちよくなりたい)

無意識に広美は太田の愛撫を求めてしまっている。

太田にというよりも、体に刷り込まれた快感の虜になってしまっている。

段々と快感が高まり、広美はブラウスの上から乳首を撫でるように快楽を求めはじめてしまった。

あうっ、あっ、ふん

広美は既に回りが見えていない。

いつ誰かに見つかってもおかしくない状況。

そんなとき、授業終わりのチャイムが鳴り響く。


(あっ、授業中だったんだ)
(いやだ、恥ずかしい)
(もう嫌、今日はもう家に帰ろう)
(そして)

広美は【そして】と思ったときに自身が太田の愛撫を求めている事に気がついてしまう。

(いやだ、わたし、そんな子じゃない)
(無理矢理させられてるだけだもん)

自分の欲求を認めたくない広美。

(明日が終われば元の生活に戻れるよね)

そう自分に言い聞かせて広美は席を立ち帰る準備を始めた。

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