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第56章 真実を伝えられ

【こいつ部屋では上半身裸で誘惑してくるｗ】


映像は上半身裸ではっきりと広美の胸が映し出されている。


「嫌だ、なんで！？なんで映されてるの？」
「だめっ、映さないでー」

太田に後ろから抱き抱えられ、胸を愛撫されているシーンが流れている。
そして広美が絶頂に達する場面になり、テレビから広美の喘ぎ声が流れてくる。

だ、だめぇー、凄いのきちゃう、イヤッ、あっ、あんっ、イヤッ、い、い、イクー


【胸で絶頂に達する淫乱女】


広美は悲しさや悔しさ、そして怒りの様々な感情が頭の中を駆け巡る。

そして今まで目隠しをされて、見えていなかった行為が、この映像で初めて知り絶望した。


しかし映像は進んでいく。


【寝ている間にまん毛を永久脱毛してやったwww】


そこには丸裸でベッドに寝ている広美が映っている。
舐めまわすように広美の体を上から下へと写し、広美の股を広げ、カメラは大事な部分をアップで捉える。

「うそ、うそよ…」
「いや、イヤッ」


広美は自分の誰にも見せたくない大事な部分がテレビにアップで映し出されて狼狽する。
そして映像は自分の下の毛を抜いていくシーンになっている。


広美は体を震わしブツブツと小さく呟くだけになる。
映像は広美のまん毛が無くなるまでの経過を細かく映していた。
最後にパイパンになった子供のようなアソコを映し、広美の寝顔をアップにした。

映像が一旦暗転し、派手な効果音と共にテロップが出る。


【祝！処女喪失！】


虚ろな目で画面を見ていた広美は文字を見てハッとしたように目を見開く。


「え…？」