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第65章 決死の脱出

広美は逃げる決意をした。
いままで太田の言うことを聞かないと大変な事になるのではと思っていたが、それでは永遠にこの男からは逃れられない。

ここにきてようやく、広美はそう思うようになった。

太田は長時間広美を拘束していたベルトを外し、しばらくぶりに広美の体が自由になった。


「ほら、いくぞ」


そういうと太田は首輪についたリードを強く引っ張る。


長い間拘束されていた広美はうまく歩くことができず両手を付け、四つん這いになる。


あっ、ちょっ、ちょっと待って

全裸の広美が大きな胸をダランとさせ首輪で引っ張られる姿がイヤらしくうつる。