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遠き記憶を染める色【完結】
第31章 少女は真っ赤な夢を見た
「触って、流子ちゃん…」
流子はサダトに促されると、右手で彼の勃起したお湯濡れチンポをぎゅっと握った。
それは手のひらで抱き込むように…。
そして彼は心の奥で欲した。
”この子の手の中で溶けたい…”
「まだシゴかないでいいから…」
「えっ…?ああ、うん…」
彼のオーダーは流子を戸惑わせたが、でも彼女には、どこかすんなり入れる何かが自分の中にふつふつを湧き上がる感覚もあった…。
***
サダトは左手で手にしたシャワーを自分と流子へ塗り込むように吹きかけ、一方の右手では流子の左手を優しく握っていた。
その目をじっと閉じ、真上の向いて…。
「サダト兄ちゃん…、私で大丈夫?」
流子の問いかけはやや不安げではあった。
だが、彼を理解しているのは自分だけ…。
そんな自負心は揺らいでいなかった。
そして‥、サダトにはそのすべてが伝わっているようだった。
「キミしかいない…。今夜…、”最後まで”いいかい?」
「いいよ。私は最後まであなたと一緒よ!」
流子はやや目を潤ませ、訴えるように宣言した。
「じゃあ、湯船に入ろう」
サダトはシャワーを止め、彼女の手を引いて、二人で浴槽をまたいだ。
右手の中は、たった今まで握られていたシャワーの取っ手から果物ナイフにチェンジして、湯気のたて込める深夜の浴室に鋭意な光りを放っていた…。
流子はサダトに促されると、右手で彼の勃起したお湯濡れチンポをぎゅっと握った。
それは手のひらで抱き込むように…。
そして彼は心の奥で欲した。
”この子の手の中で溶けたい…”
「まだシゴかないでいいから…」
「えっ…?ああ、うん…」
彼のオーダーは流子を戸惑わせたが、でも彼女には、どこかすんなり入れる何かが自分の中にふつふつを湧き上がる感覚もあった…。
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サダトは左手で手にしたシャワーを自分と流子へ塗り込むように吹きかけ、一方の右手では流子の左手を優しく握っていた。
その目をじっと閉じ、真上の向いて…。
「サダト兄ちゃん…、私で大丈夫?」
流子の問いかけはやや不安げではあった。
だが、彼を理解しているのは自分だけ…。
そんな自負心は揺らいでいなかった。
そして‥、サダトにはそのすべてが伝わっているようだった。
「キミしかいない…。今夜…、”最後まで”いいかい?」
「いいよ。私は最後まであなたと一緒よ!」
流子はやや目を潤ませ、訴えるように宣言した。
「じゃあ、湯船に入ろう」
サダトはシャワーを止め、彼女の手を引いて、二人で浴槽をまたいだ。
右手の中は、たった今まで握られていたシャワーの取っ手から果物ナイフにチェンジして、湯気のたて込める深夜の浴室に鋭意な光りを放っていた…。