この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
異邦人の庭 〜secret garden〜
第7章 コーネリアの娘
「…どう…ですか…?」
着替え終わり、試着室のカーテンを恐る恐る開ける。
外で待っている隼人に見てもらうためだ。
…似合わなかったら、他の服に着替えなくてはならない。

隼人は、腕組みをしたまま、あ…と、眼を見張った。
「お、おかしいですか?やっぱり…」

…白地に細い紺のボーダーのボートネックの半袖シャツに、インディゴブルーの細身のクロップドパンツ…。
試し履きで合いそうな白いスニーカーもサイズを出してきてもらった。
パンツを履くのは初めてで…だから、似合っているとは到底思えなかったのだ。

「いや、違う。
…すげえよく似合ってる…」
…驚いた…。
そう呟くように言った。

そうして…
「…すげえ可愛…」
ため息混じりの声が聞こえかけたが、しかしすぐさま…
「い、いや。まあ、悪くねえんじゃねえの」
と乱暴に言い直した。

先ほどの愛想の良い店員が、歓声を上げながら近づいてくる。
「わあ!すっごく可愛いです〜!
お客様、フェミニンで上品なお洋服もお似合いですけど、スポーティなカジュアル服もすごくお似合いですよ〜!
髪はまとめ髪にされたらいかがですか?
低めのポニーテールかなにかで…。
すっきりして可愛らしくなると思います!
ねっ!彼氏さん!」

「だから!彼氏じゃないんですってば!」
隼人は怒ったように言い返していた。

/789ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ