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異邦人の庭 〜secret garden〜
第11章 ミスオブ沙棗の涙 〜甘く苦い恋の記憶〜
「…じゃあ、僕から…」
そう言って藤木が手渡したのは、シャンパンカラーの包み紙に銀色のリボンが結ばれた小箱だ。
「…ありがとう…。何かしら…。
開けてもいい?」
紫織は嬉しそうに尋ねた。
「もちろん」
男の優しい微笑みに見守られ、ドキドキしつつリボンを開く。
箱を開け、中から現れたものは…
紫織は思わず眼を見張った。
「…まあ…!…綺麗…!」
…真紅のフロストの球体の…まるで芸術品のように美しい香水瓶であった。
そう言って藤木が手渡したのは、シャンパンカラーの包み紙に銀色のリボンが結ばれた小箱だ。
「…ありがとう…。何かしら…。
開けてもいい?」
紫織は嬉しそうに尋ねた。
「もちろん」
男の優しい微笑みに見守られ、ドキドキしつつリボンを開く。
箱を開け、中から現れたものは…
紫織は思わず眼を見張った。
「…まあ…!…綺麗…!」
…真紅のフロストの球体の…まるで芸術品のように美しい香水瓶であった。