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異邦人の庭 〜secret garden〜
第17章 secret garden 〜永遠の庭〜
「…紗耶…?
…大丈夫?」
…気がつくと寝台の上、藤木が心配そうに貌を覗きこんでいた。
「…大丈夫…」
うっすらと微笑み、頷く。
藤木の美しい榛色の瞳が安堵したように細められた。
「…良かった…」
…身体のそこかしこが痛くて、指一本動かすのも怠いけれど、それすらも幸せだ。
愛する男に身を任せた幸せ…。
愛する男とひとつになれた幸せ…。
…そして、愛する男に少しずつ、己れの身体を変えられてしまう予感…。
それらが甘美に痺れるように、初めての感情を紗耶に与えるのだ。
…大丈夫?」
…気がつくと寝台の上、藤木が心配そうに貌を覗きこんでいた。
「…大丈夫…」
うっすらと微笑み、頷く。
藤木の美しい榛色の瞳が安堵したように細められた。
「…良かった…」
…身体のそこかしこが痛くて、指一本動かすのも怠いけれど、それすらも幸せだ。
愛する男に身を任せた幸せ…。
愛する男とひとつになれた幸せ…。
…そして、愛する男に少しずつ、己れの身体を変えられてしまう予感…。
それらが甘美に痺れるように、初めての感情を紗耶に与えるのだ。