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妖女な幼女【完結】
第4章 驚愕の告白
ユキコの母が訪れた翌日、再び彼女はS氏を訪ねた。


「…お母さん、名刺は置いてって、お仕事の話はしてたよ。また寄ると言ってた。カタログとか試供品を持ってくるそうだ。でさあ、どうなんだろう…。そんな高い商品は無理だけど、付き合い程度で何か安いサプリとかだった買ってもいいかなって思ってるんだ。どうかな?」


「ダメです!お母さん、一回買ってくれたらずっと売りに来ますよ。…それで、断った度に私は定規でたたかれるんです。だから、最初から断って下さい!」


「でも…」


S氏は迷った。
確かに、一時しのぎでは根本の解決にはならない。


”まだ10歳の彼女が勇気を出して、親より年上の”他人”に告白してくれたんだ…。ここは大人として、本当に彼女の為となる方策を導いてやらなければ…”


S氏はその際、もっと多くのことを知り得なければと考え至り、敢えて年端もいかない小学4年生の少女に踏み込んだ身の上までも尋ねることにした。


***


ユキコはそれに全部答えた。
その結果、S氏の辿り着いた結論は深刻なものだった。


”これは放置できない…。もはや虐待に近いだろ。それどころか、このままその辺のオヤジに声をかけまくらせたら、犯罪に巻き込まれる可能性だってある。ふう‥、実の母親が売りもんの香水を10歳の女の子にふりまいて、男と接触させるなんて…。…童相談所とかのレベルじゃないのか。どうするか…”


その間、ユキコはS氏の正面で、じっと鬱を見ていた。
その目は心細そうで、応接のソファにちょこんとかけ、何とも痛ましい限りであった。




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