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リップ・エレクト【完結】
第3章 困った症状💖
「…久しぶりね、トシヤ。ええと、前に会ってから半年になるかな?」
「ああ、雪降ってたしな(苦笑)。はは、相変わらず”いい色”つけてるな」
「まあね。今も月二は波に乗ってるし。でも先月は親の入院とかで実家に戻ってたりで、何かとせわしかったんで…。ふふ‥、私も誰かオトコの人に遊んでもらいたかったからね。だから、今日は誘ってくれて嬉しいよ、トシヤ」
「まあ、オレも今日は誰かに一緒にいてもらいたいメンタルでさ。でもまあ、真っ先にサヤカだったわ、頭浮かんだのはさ(笑)」
目の前の若いオンナ、サヤカは日焼けした顔をほころばせていた。
***
30歳目前になるサヤカとは、数年前、趣味のスキューバダイビングで神奈川の海に出かけた際に知り合った。
彼女の方はもっぱらサーフィンであった。
二人は即、体の関係を持ったが、トシヤ同様彼女も束縛を嫌う性格で、その後も定期的にベッドを共にする関係が続いていた。
何しろ、今日はとても一人では一日が終われない気分だったので、トシヤは迷うことなくサヤカを誘ったのだ。
そしてその彼女もまた、たらこ唇であった…。
「ああ、雪降ってたしな(苦笑)。はは、相変わらず”いい色”つけてるな」
「まあね。今も月二は波に乗ってるし。でも先月は親の入院とかで実家に戻ってたりで、何かとせわしかったんで…。ふふ‥、私も誰かオトコの人に遊んでもらいたかったからね。だから、今日は誘ってくれて嬉しいよ、トシヤ」
「まあ、オレも今日は誰かに一緒にいてもらいたいメンタルでさ。でもまあ、真っ先にサヤカだったわ、頭浮かんだのはさ(笑)」
目の前の若いオンナ、サヤカは日焼けした顔をほころばせていた。
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30歳目前になるサヤカとは、数年前、趣味のスキューバダイビングで神奈川の海に出かけた際に知り合った。
彼女の方はもっぱらサーフィンであった。
二人は即、体の関係を持ったが、トシヤ同様彼女も束縛を嫌う性格で、その後も定期的にベッドを共にする関係が続いていた。
何しろ、今日はとても一人では一日が終われない気分だったので、トシヤは迷うことなくサヤカを誘ったのだ。
そしてその彼女もまた、たらこ唇であった…。