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リップ・エレクト【完結】
第3章 困った症状💖
代わりのオンナ
「…へえ、そうなの。新しい口紅の試供品プロジェクトのチーフで全国の支社を回ってるんだ…。若いのにスゴイじゃん、トシヤ…」
「ハハハ…、それが張り気過ぎちゃって、PT発足一か月で謹慎だよ。そんで、気分どっとブルーってことで、サヤカに慰めてもらいたくてさ。…ああ、これがその試供品の実物だよ。一本やるわ」
「わあ、サンキュー!」
サヤカはトシヤからレジェンヌの試供品を受け取ると、さっそくリップを剥き出しにして、いろんな角度から見回している。
まるでおもちゃを与えられたコドモのように、無邪気な表情で…。
「へー、かわいいじゃん…、これ」
「ああ…。それの初塗り、オレの前でいいか?今じゃなくてさ…」
「…わかったわ」
サヤカはちょっとすました顔でそう言ったあと、レジェンヌにキャップを戻し、テーブルに立てて置いた。
その様をトシヤはやや口元を崩し、意味ありげな目つきでひと眺めすると、テーブルに両肘をついてサヤカの方へ首をすっと伸ばした。
***
「サヤカ、そのビジュアルな…、オレ的には勃起した男のイチモツなんだ」
「えっ…?アハハハ…、ズバリきたねえ、アンタさ」
「まあ、社内的には当然そんなの口に出して言えないけど、要はさ、コイツを塗った口紅見て、世のオトコどもがセックスアピールを強く感じてもらうって視点は今回のキャンペーンでしっかり添えてる訳…」
「ふーん…。じゃあ、これ、エレクト・リップってとこね」
サヤカは立ててあるレジェンヌの最先端部を右手の指三本でそっと触れると、そのまま優しく数度撫でて見せた。
ニヤッとした目で正面のトシヤを見つめながら…。
そしてトシヤはこう胸の中で呟くのだった。
”まあ、それを言うなら、オレとしてはリップ・エレクトかな…(苦笑)”
***
「…へえ、そうなの。新しい口紅の試供品プロジェクトのチーフで全国の支社を回ってるんだ…。若いのにスゴイじゃん、トシヤ…」
「ハハハ…、それが張り気過ぎちゃって、PT発足一か月で謹慎だよ。そんで、気分どっとブルーってことで、サヤカに慰めてもらいたくてさ。…ああ、これがその試供品の実物だよ。一本やるわ」
「わあ、サンキュー!」
サヤカはトシヤからレジェンヌの試供品を受け取ると、さっそくリップを剥き出しにして、いろんな角度から見回している。
まるでおもちゃを与えられたコドモのように、無邪気な表情で…。
「へー、かわいいじゃん…、これ」
「ああ…。それの初塗り、オレの前でいいか?今じゃなくてさ…」
「…わかったわ」
サヤカはちょっとすました顔でそう言ったあと、レジェンヌにキャップを戻し、テーブルに立てて置いた。
その様をトシヤはやや口元を崩し、意味ありげな目つきでひと眺めすると、テーブルに両肘をついてサヤカの方へ首をすっと伸ばした。
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「サヤカ、そのビジュアルな…、オレ的には勃起した男のイチモツなんだ」
「えっ…?アハハハ…、ズバリきたねえ、アンタさ」
「まあ、社内的には当然そんなの口に出して言えないけど、要はさ、コイツを塗った口紅見て、世のオトコどもがセックスアピールを強く感じてもらうって視点は今回のキャンペーンでしっかり添えてる訳…」
「ふーん…。じゃあ、これ、エレクト・リップってとこね」
サヤカは立ててあるレジェンヌの最先端部を右手の指三本でそっと触れると、そのまま優しく数度撫でて見せた。
ニヤッとした目で正面のトシヤを見つめながら…。
そしてトシヤはこう胸の中で呟くのだった。
”まあ、それを言うなら、オレとしてはリップ・エレクトかな…(苦笑)”
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