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飛べないあの子
第2章 揺らぐ影
慧の立場になって考えてみる。勝手にコンプレックスを抱かれて、八つ当たりのように自分を避けられたら嫌な気分になるに決まっている。

(・・・・・・ちゃんと謝ろう)

凛は立ち上がって相談室を出ると、慧を探した。
職員室に戻るが、慧はもう帰ってしまったようだった。
小さくため息をついて、自分の席に座る。
タイミングがきたら、ちゃんと謝ろう。
ずいぶん強く拒絶してしまった。慧はもう謝罪を受け入れてくれないかもしれない。
それでもとにかく伝えなくてはいけない。
一度決意したら、迷うことはなかった。

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