この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
飛べないあの子
第4章 刻まれるキス
『どこに行けばいいですか?』
慧は本当に来るつもりのようだった。
凛は急いで返事を打った。
『お休みの日にわざわざ出てきてもらうのも申し訳ないので、大丈夫です。またお願いします』
『もう、家出ました』
「・・・・・・・・・」
昨日の今日で、慧と二人で飲みに行くのはさすがに抵抗がある。
酒が入って、どこまで自分の意志を保てるのか自信がない。
どうしようかと思っているところに、母からメールが入ってきた。
もう開封する気も起きない。
(もー・・・・・・・。どうでもいいや・・・・・・・)
あれこれ考え過ぎて、頭が重たい。
慧を断り続ける方が体力を消耗すると判断して、凛は降参して返事した。
『行きたいお店があるんです。遠いけどいいですか?』
『大丈夫です』
凛はアカネの屋台の場所の地図を送信した。
慧は本当に来るつもりのようだった。
凛は急いで返事を打った。
『お休みの日にわざわざ出てきてもらうのも申し訳ないので、大丈夫です。またお願いします』
『もう、家出ました』
「・・・・・・・・・」
昨日の今日で、慧と二人で飲みに行くのはさすがに抵抗がある。
酒が入って、どこまで自分の意志を保てるのか自信がない。
どうしようかと思っているところに、母からメールが入ってきた。
もう開封する気も起きない。
(もー・・・・・・・。どうでもいいや・・・・・・・)
あれこれ考え過ぎて、頭が重たい。
慧を断り続ける方が体力を消耗すると判断して、凛は降参して返事した。
『行きたいお店があるんです。遠いけどいいですか?』
『大丈夫です』
凛はアカネの屋台の場所の地図を送信した。