パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 刻まれるキス

凛が選択した答えの通り、慧がゆっくり凛にキスする。
それでも時々官能が刺激されてピクリと身体が反応するが、先ほどよりも緩やかな気持ち良さだった。
凛が知るキスの中で、一番スマートで優しいキスだった。

（気持ちいいー・・・・・・・）

リー、リー、リー・・・・・・

かすかに虫の鳴き声が聞こえる。
これはきっと、無かったことにできないなぁ・・・・・・と凛はぼんやり思った。
きっとまた、この人とキスしたくなる。
同じ気持ちでいてくれたらいいのに・・・・・・。

リー・・・・・・・・・・・・

虫が鳴きやんでも、二人のキスは終わらなかった。