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僕とあかりの愛の道
第3章 中出しへのノルマ
股間が痛い。

僕は、昨夜起きた出来事で疲れきり、仕事中にもかかわらずぐったりとしていた。

運良く、今日は平日の昼なんで暇である。せっせと働なくて済むのだ。

フロントには、制服姿のあかりの姿が。昨日まで片思いの筈だった恋は思わぬ形で成就した。

いつもならカウンター越しにあかりを見つけると、股間が反応するものだが、昨日の猛烈手コキに破壊されかけた僕の精巣は疲れきり性欲すら湧かなかった。

しこたま、絞られたのである。

「はぁ…疲れた。暇でよかった」

そう安堵していた僕は、やることが無いのでバックスペースに赴いて機種の在庫チェックでもすることにした。

ガラガラ

扉を開けて中にはいる。

バックスペースの棚には最新機種から型落ちまで様々なケースが陳列してあった。

中にはいつから置かれているのか分からない往年のガラケーなんかもある。

僕は重い腰を下げてタブレットを起動した。一つ一つ漏れがないか在庫を確認する。

身体中がだるく、時々あくびすらでてきた。

そんな時だ。

「お?蒲田か」

「あ、西原さん」

「在庫?」

「まぁ」

入ってきたのは恋人のあかり。相も変わらずの雰囲気だが、昨日のことがあったので僕は目が合わせず会話も素っ気なくなった。

「なんだよこっち見ろよ~。まぁ、あんまイチャイチャしてると怒られるししょうがないか」

「まだ恋人ってバレてないですよね?」

「んなわけないだろ~」

そう言って、あかりは俺の隣にしゃがみ込んだ。

何かの機種を探そうとしてるのだろうがそんなのはフリだとすぐに分かった。

「なんすか、西原さん」

「お前、私の中に出したい?」

「うぇっ!?」

思わず間抜けな叫びを出してしまった。

あかりの口から出たのは驚きの言葉だ。急にイヤらしい顔つきになったと思えば突拍子もないことを言い出してきたので、驚いた。

「声大きいよ!中に出したいかって聞いてんの」
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