この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
透明人間になって私の初体験を見届けてくれます?
第1章 幼なじみからの頼み
じゃ、この透明状態になった人間からはどう見えるかというと、鏡に映っていないことから自分でも自分のカラダを見ることができないことが分かる。
そして、例の脳内電波受信器を耳内に装着した人間の姿は見ることができるが、それ以外の人間の姿は見えない。
触覚も同じで、受信機を装着している人間の体に触れた感触はあるが、装着していない人間の体に触れても何の感触も感じない。
聴覚も同じで、受信機を装着している人間の声だけが僕に聞こえ、装着していない人間の声は聞こえない。

この結果、これから僕が行う見届けのようすは、客観的にはベッドの上にサヤとサヤの彼氏と僕の3人が載っている。
装置を装着しているサヤは、僕の姿が見えているし、僕に触れられる感覚もある。
彼氏は、僕の姿が見えないし、僕に触れられてもまったく感覚がない。
僕は、サヤの姿は見えるが、彼氏の姿は見えない。そしてサヤのカラダに触りその感覚を覚えるが、彼氏のカラダに触っても何の感覚も生じない。サヤの声は聞こえるが、彼氏の声は聞こえない。

サヤにとっては、彼氏がセックスをしてきて、そばで僕が見ている。
彼氏にとっては、ラブホでサヤと二人きり。
僕にとっては、ラブホでサヤと二人きり、というか幽体が離脱してそばにいるという印象である。
「おにいちゃん、あたしと健太とのセックス、見たくないでしょ?」
「ま、そうだ」
サヤのことは幼なじみとしか思っていないが、親しい女子が他の男とセックスをする光景はやはりあまり見たくはない。

透明人間システムがこのような仕様になったのは、もちろん悪用を防ぐためである。
/5ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ