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はらぺこ魔王さまのお食事係!【完結】
第21章 【第二十一話】誘惑
そう言うなり、ルードヴィグはセラフィーナの唇を塞いだ。
軽いキスは交わしていたが、一週間近く、お預けだったのだ。魔力はそれほど減っていないが、気持ちは飢えていた。
ルードヴィグはすぐにセラフィーナに深いキスをする。
赤い唇を貪るように食み、口内に舌を差し込む。相変わらず、セラフィーナの口内は蜂蜜のように甘い。
蕩けるようなキスをして、ルードヴィグは息をするために唇を放した。
「ルードヴィグ」
「なんだ」
「イェリンを辞めさせないで」
キスで蕩けた表情をしながら、泣きそうな顔をしているのを見て、ルードヴィグはため息をついた。
「あのな」
「お仕置きなら、私が受けるから」
「待て、セラフィーナ。俺はそこまで狭量ではないし、むしろ、よくやったと褒めたい」
「ん?」
セラフィーナは不思議そうな顔で、ルードヴィグを見た。
「俺の好みを把握しやがって、悔しかったんだ」
「ん? こ、これ、いいの?」
「むしろ、バッチリ。これだけでイケる」
「ん……」
良く分からないという表情のセラフィーナに、ルードヴィグはもう一度、口づけをした。
「俺のちょっとしたいたずらだ」
「いや、ルードのそれ、しゃれになってない」
「心配するな、イェリンを辞めさせることはない」
それほど経っていないのに、すっかり打ち解けているらしいセラフィーナとイェリンに、ルードヴィグは大人げなく内心ではちょっとだけ嫉妬している。が、それは口に出さない。
「さて、セラフィーナ」
「ん」
「挿入していいか?」
「いきなり?」
「セラフィーナをめちゃくちゃにしたい」
「や、無理! ルードの大きいから、無理!」
久しぶりなのにいきなり挿入るとか、無理に決まっている。
「恨むなら、イェリンを恨め」
「それ、筋違い」
「そんな色っぽい格好で俺の前に現れるのがいけない」
ルードヴィグはセラフィーナをベッドのうえに押し倒すと、ワンピースのうえから太股を撫でた。
「下着、着けてないのか」
「ん」
軽いキスは交わしていたが、一週間近く、お預けだったのだ。魔力はそれほど減っていないが、気持ちは飢えていた。
ルードヴィグはすぐにセラフィーナに深いキスをする。
赤い唇を貪るように食み、口内に舌を差し込む。相変わらず、セラフィーナの口内は蜂蜜のように甘い。
蕩けるようなキスをして、ルードヴィグは息をするために唇を放した。
「ルードヴィグ」
「なんだ」
「イェリンを辞めさせないで」
キスで蕩けた表情をしながら、泣きそうな顔をしているのを見て、ルードヴィグはため息をついた。
「あのな」
「お仕置きなら、私が受けるから」
「待て、セラフィーナ。俺はそこまで狭量ではないし、むしろ、よくやったと褒めたい」
「ん?」
セラフィーナは不思議そうな顔で、ルードヴィグを見た。
「俺の好みを把握しやがって、悔しかったんだ」
「ん? こ、これ、いいの?」
「むしろ、バッチリ。これだけでイケる」
「ん……」
良く分からないという表情のセラフィーナに、ルードヴィグはもう一度、口づけをした。
「俺のちょっとしたいたずらだ」
「いや、ルードのそれ、しゃれになってない」
「心配するな、イェリンを辞めさせることはない」
それほど経っていないのに、すっかり打ち解けているらしいセラフィーナとイェリンに、ルードヴィグは大人げなく内心ではちょっとだけ嫉妬している。が、それは口に出さない。
「さて、セラフィーナ」
「ん」
「挿入していいか?」
「いきなり?」
「セラフィーナをめちゃくちゃにしたい」
「や、無理! ルードの大きいから、無理!」
久しぶりなのにいきなり挿入るとか、無理に決まっている。
「恨むなら、イェリンを恨め」
「それ、筋違い」
「そんな色っぽい格好で俺の前に現れるのがいけない」
ルードヴィグはセラフィーナをベッドのうえに押し倒すと、ワンピースのうえから太股を撫でた。
「下着、着けてないのか」
「ん」