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はらぺこ魔王さまのお食事係!【完結】
第30章 【第三十話】仕組まれた事故
 ルードヴィグの質問に、セラフィーナは首を大きく振った。

「ルードヴィグがやらなかったら、私がやってた。私のせいで、手を汚させた」
「セラフィーナを護ると言っただろう?」
「でも」
「あー、もう面倒くさい! ごちゃごちゃ考えるな!」

 ルードヴィグはそう言うと、セラフィーナの身体を担ぎ上げた。

「ルードヴィグ?」
「イラッとする」

 ルードヴィグはセラフィーナの身体を抱えたまま、寝室へ向かった。
 セラフィーナをベッドのうえに半ば投げ出すように転がすと、黒いズボンと下着を素早く抜き去った。

「え、ルードヴィグ?」
「いいか、セラフィーナ。おまえは悪い魔王に捕まった。おまえの両親を殺すような、そして嫌がるセラフィーナをさらってきて無体を働く悪い魔王に捕まったんだ」
「ルードヴィグは悪い魔王じゃないよ?」
「いや、極悪非道な魔王だ。今からセラフィーナに酷いことをするからな」

 セラフィーナの股を大きく開くと、ルードヴィグは濡れているかも確認をせずに剛直を宛がい、一気に挿入した。

「ぁぁぁっ!」

 セラフィーナのナカは濡れていないわけではなかったが潤いは足らず、いきなりの挿入はさすがに痛かった。

「ルッ、ルードヴィグっ! 痛いっ!」
「はははは、痛いだろう! 俺は極悪非道な魔王だからな! 痛みにもがき苦しめ!」

 ルードヴィグはセラフィーナのナカをいつも以上の激しさで擦り上げ、ガツガツと腰を打ち付けて奥を穿った。

「ぁ、ぁっ」
「ここがいいとか、淫乱め!」

 ルードヴィグは激しく腰を振りながらセラフィーナの花芯も強く指先で摘まんだ。

「ゃぁ、激し、すぎ」
「激しくされて、ナカがキュウキュウ締め付けてきて、そんなによいのか?」
「ルード、駄目ぇ。イッちゃうか、らぁ!」

 ルードヴィグは花芯だけではなく、胸の頂もきつく摘まみ、こねる。

「ぁ、駄目、イッ、てる、のにぃ。それ、おかしく、なる、からぁ」
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