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はらぺこ魔王さまのお食事係!【完結】
第34章 【番外編:一】もげろと叫んで曲解される話
唇を離した途端、名前を呼ばれ、頬を叩かれた。
まさかそんなことをされるとは思わなくて、アーベルは止まった。
「な、なにをっ!」
「キスをした」
「分かってます! なんでわたしにっ!」
なんでと聞かれるとは思っていなかったアーベルは戸惑った。
「セラさまを放置してっ!」
「問題ない」
「わたしはっ!」
「二人の痴態を見ていたかったのか?」
「っ!」
「セラさまの魔力に、当てられた」
人間のくせに、濃厚な魔力を持っていた。あまりにも濃厚すぎて、アーベルには取り込めなかった。
「それなら」
「一人で部屋を出ろと?」
「えぇ」
「そうだな、そのとおりだ」
アリシアの言い分は正しい。
普段のアーベルならばそうしただろう。
だが、今は誰でもいいから無性に貪りたかった。
「だが、私は今、無性に貪りたい」
「わたしはっ!」
「だれでもいい。そばにいたことを恨め」
アーベルはアリシアにそう告げると、ベッドに押し倒した。
アーベルはアリシアのうえに覆い被さり、スカートを捲り上げ、太股に触れた。
「アーベルさま!」
アリシアは抵抗してくるが、アーベルにはさほど問題にならない。
「無理矢理、というのもなかなかよいな」
「アーベルさま!」
アーベルはアリシアの両手首を掴むと、頭上にまとめ上げ、唇を奪った。
アリシアの唇は思った以上に弾力があり、気持ちが良い。
アーベルはアリシアの手首を掴んでいるのとは反対の手でズボンと下着を寛げた。
まだそれほどアリシアに触れていないのに、剛直はすっかり立ち上がっていた。
「優しくできないが、初めてではないよな?」
お堅いとはいえ、アリシアも魔族だ。何人かと関係を持っているとは聞いている。
「やればいいじゃないですか! 下手くそだったって噂を広めてやる!」
「それほどの口が聞けるのなら、大丈夫そうだな」
アーベルはアリシアの下着を横にずらし、蜜口に指を這わせた。そこはすでに濡れていて、とろとろだった。
「こんなに濡らして」
「セラさまの魔力が美味しくて……っ!」
「あれが美味しいと言えるとは、なかなかの魔力持ちだな」
まさかそんなことをされるとは思わなくて、アーベルは止まった。
「な、なにをっ!」
「キスをした」
「分かってます! なんでわたしにっ!」
なんでと聞かれるとは思っていなかったアーベルは戸惑った。
「セラさまを放置してっ!」
「問題ない」
「わたしはっ!」
「二人の痴態を見ていたかったのか?」
「っ!」
「セラさまの魔力に、当てられた」
人間のくせに、濃厚な魔力を持っていた。あまりにも濃厚すぎて、アーベルには取り込めなかった。
「それなら」
「一人で部屋を出ろと?」
「えぇ」
「そうだな、そのとおりだ」
アリシアの言い分は正しい。
普段のアーベルならばそうしただろう。
だが、今は誰でもいいから無性に貪りたかった。
「だが、私は今、無性に貪りたい」
「わたしはっ!」
「だれでもいい。そばにいたことを恨め」
アーベルはアリシアにそう告げると、ベッドに押し倒した。
アーベルはアリシアのうえに覆い被さり、スカートを捲り上げ、太股に触れた。
「アーベルさま!」
アリシアは抵抗してくるが、アーベルにはさほど問題にならない。
「無理矢理、というのもなかなかよいな」
「アーベルさま!」
アーベルはアリシアの両手首を掴むと、頭上にまとめ上げ、唇を奪った。
アリシアの唇は思った以上に弾力があり、気持ちが良い。
アーベルはアリシアの手首を掴んでいるのとは反対の手でズボンと下着を寛げた。
まだそれほどアリシアに触れていないのに、剛直はすっかり立ち上がっていた。
「優しくできないが、初めてではないよな?」
お堅いとはいえ、アリシアも魔族だ。何人かと関係を持っているとは聞いている。
「やればいいじゃないですか! 下手くそだったって噂を広めてやる!」
「それほどの口が聞けるのなら、大丈夫そうだな」
アーベルはアリシアの下着を横にずらし、蜜口に指を這わせた。そこはすでに濡れていて、とろとろだった。
「こんなに濡らして」
「セラさまの魔力が美味しくて……っ!」
「あれが美味しいと言えるとは、なかなかの魔力持ちだな」