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はらぺこ魔王さまのお食事係!【完結】
第13章 【第十三話】仲良し
 ルードヴィグからそう言質が取れたため、セラフィーナはアリシアに従うことにした。

「まずは湯浴みから」
「……ルードと一緒がよかった」
「陛下と一緒に湯浴みなんてしたら、いつまでも出てこられませんよ」

 そういえば、蜜月の間、身体は拭いていたけれど、湯浴みはしてなかった。
 今度、一緒に湯浴みしようとセラフィーナは思いつつ、アリシアとともに浴室へと移動した。
 浴室は寝室とは違い明るかった。

「セラさま、服を脱いでください」
「ん」

 森の屋敷にいた頃、毎日、お風呂に入っていた。
 だけど、一人で入っていたので、ここでもそうかと思ったのだが。
 アリシアはセラフィーナが服に手をかけても、脱衣場から出て行こうとしない。

「アリシア」
「はい」
「一人で入れる」
「いえ。今日は婚姻の儀でございます。わたしたちがセラさまの肌を磨かせていただきます」
「わたしたち……?」

 疑問に思っていると、浴室から女性が二人、出てきた。

「さぁ、急ぎますわよ」

 そう言って、セラフィーナの服は剥ぎ取られた。

 明るい中で見たセラフィーナの身体には、あちこちにルードヴィグが付けた赤い印があった。
 セラフィーナはそれが恥ずかしかったけれど、アリシアをはじめとした女性陣は、ため息をこぼしていた。

「陛下にここまで愛されるなんて」
「素敵ですわ」
「そ、そうなの?」

 セラフィーナはアリシアに手を取られ、浴室へ。
 そこには台が用意されていて、セラフィーナはそこに寝るように言われた。
 横になるとすぐに身体にオイルを塗られ、磨かれた。

 女性たちの手は、ルードヴィグとは違う気持ちよさがあった。セラフィーナはいつの間にか、眠っていたようだ。

「セラさま、終わりましたわよ」
「ん?」

 あまりの心地よさに、すっかり寝てしまっていた。
 アリシアはセラフィーナに笑みを向けた。

「それでは、こちらに着替えてください」
「ん」
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