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ナンパ犬太郎傑作選
第1章 ナンパ犬太郎傑作選1-1『変態「プロ腐女子」観察日記 前編』
私はそんなモヤモヤした気分をまだ少々引きずりつつ、新連載の『痴漢大戦、愛と凌辱の快速特急』の資料探しのために街に出ていた。
主に漫画家や絵画家やイラストレーターの為の資料である「ヌードポーズ写真集」を見に行く為に、画材店へ向かっていたのだ。
「ヌードポーズ写真集」とは、モデルの男女が全裸で様々なポーズを取った写真が載っており、服を着ている状態では分かりづらい骨や筋肉や筋の動きや、局部付近の動きなどが確認できる。
私と言えども痴漢の経験は皆無であり…
満員電車での窮屈で不自然な姿勢のまま手がどこまで届き、どのような体勢ならば手を局部に届かせることが可能なのかを調べるためだった。

私は重い足取りで雑居ビルの階段を昇って画材店に入り、書籍コーナーへと向かったが思いのほかコーナーは広く、写真集がなかなか見つからずにうろうろと周辺を物色していた。
その時…!
書籍コーナーの一角で「ヌードポーズ写真集」を手に取り、まじまじと見入っている、ツインテールで黒ぶちメガネのゴスロリっぽい服装の若い女性が目に入った…。
女性はかなり小柄なもののその乳房は必要以上に巨大であり、胸の開いたボタン付きの黒のカットソーを内側から凶悪なボリュームの柔肉が押し上げ、これ見よがしにクッキリと深い谷間をさらしていた…。
また童顔で丸顔だが黒目がちな奥二重で、鼻も小さくて筋が通りかなりの美形だ…。
うわぁ…!かっ…可愛いし、カラダも凄くエロいっ…!そんな子が「ヌードポーズ写真集」見入ってるなんて…何なんだこの子…?
私は写真集そっちのけで、すっかりその女性に見入ってしまっていた…。

白のフリルのあしらわれた紫色の超ミニのワンピースからは惜しげも無くムッチリした生足を露出し、全身からは明らかに『何らかのサブカルチャー』に傾倒している危険な香りが漂っていた…。
可愛いけど…でも、強烈なオタク臭がする…。
こういう子を『腐女子』というのだろうか…?
あ、いやいや…確か『腐女子』というのは、BL(ボーイズラブ)を好んでいる事が条件だった筈だから、聞かないとわからないな…。
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