この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ナンパ犬太郎傑作選
第1章 ナンパ犬太郎傑作選1-1『変態「プロ腐女子」観察日記 前編』
…ああ、この子、耳が心なしか赤く染まっている…。
彼女も資料探しか何かでヌードポーズ集を眺めているのだろうか…?
何かしらの創作行為の参考で見ているならば、それなりの興奮はあるのだろう…。
興奮なくして、創作意欲は沸かないものだしな…(偏見)

そんな私の熱くて邪な視線に気が付いてしまったのか、彼女は…
はっ…!と振り向いて私の顔を一瞥すると、そのまま何もなかったように「ヌードポーズ写真集」を本棚に戻し、足早に画材店を後にした。
うわぁ、しまった…。
かなりスケベな目線で、舐め回すように眺めてしまった…
しかし私は、そんな失態以上に彼女が何者なのか気になって仕方なくなってしまい…
突撃取材とばかりに彼女を追いかけ、画材店を出た所で彼女に声を掛けた…!

「あ、あの、スイマセン…ちょっといいですか…?」
「あっ…さっき画材屋にいた人…ですよね?」
「気付いてました…?」
「気づくも何も…後ろからすっごい穴が空くほど見られてるなぁって思って…」
「あ…ははは、その…実はヌードポーズ集を探してたもんで、それで…」
「ああっ、ごめんなさい!あたしずっと独占しちゃってましたよね…?」
「いや、でも大丈夫…後ろから穴が空くほど見てたので…用事は済みました…」
「そうかぁ…あたしの事見てる…って思ってたら、本だったんですね…勘違いしてスイマセン…」
「そうです…本です、本…見てたのは…」

急にナンパよろしく話し掛けて来た私に対し、彼女は何故か吐息のかかる程に近い距離を自ら取り、気のせいかうっとりした上目遣いと甘えた口調で私との会話に応じていた。
そんなオトコに対する無防備な距離感は、彼女の生まれついた本能的なモノに思えた…。
私は彼女の深い深い谷間に目を奪われたまま、会話を続けた。

「あの…どうして、あたしに声掛けて来たんですか…?」
「うん…ヌードポーズ集をずっと見てたのもあったんだけど…君が…可愛いしオッパイも大きいし…あっ、ゴメンね!」
「いえ、よく言われるんで…友達にもいつもイジられてるし…」
「イジられるって、どんな風に…?」
「え、えーと…『リーサルウェポン』って、男友達には言われてます…」
「どういう意味…?」
/25ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ