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第2章 秋月 胡桃編

【】1 year ago【】

身長体重スリーサイズの教えて欲しい(45件☆)
Q145cm 41kg B72W52 H74
恋人はいますか？
Q彼氏 いません。
好きな食べ物は？
Qハンバーグ、グミ
家族構成教えてください
Qパパ、ママ、お兄ちゃん
ホームページはどれくらい見てますか？
Q週に一回位です
スクール水着の写真お願いします
Q 恥ずかしいです
秋の大会優勝して欲しいです。全力で応援します
Q 頑張って優勝します。応援ありがとう！

30日記念日！
皆様のおかげで到着です。
今までは楽しいから、好きだからって思って新体操をしてました。でも皆さんの応援メッセージを見ていくウチに、期待に応えたい！良い成績が出た時にみんなと分かち合いたいって思うようになりました。
肝心な所でドジっちゃうダメな子ですか、これかも応援よろしくお願いします。

授業が終わると鈴木君が来る。
用紙を渡せば内容を確認し最高！と親指を立ててくる。

「ちょっと気になるメールが届いたんだ。良かったら見て欲しい」

【子供時代、面識のあった胡桃ちゃんが幼稚園の時ラブレターを書きました。その当時は小学生で付き合うとかじゃなくて文通したいなって思いだったのですが、返事は来なくて辛かったです。でも今は陰ながら応援しています】

んー？ 記憶に無い。 家に帰れば分かるはず
部活が終わり帰宅すると押し入れから思い出BOXを取り出す…昔から貰ったものプレゼントされたものとか全部入っている。手紙は祖父母や友達のものがあるけど、ラブレター的な物は全くなかった。

翌日、鈴木君にそれを伝え、返信して貰った。
【ごめんなさい、貰ったものは全部取っておいてるのですが、それを全部確認したけど無かったです。小さな頃なので記憶違いとかありませんか？ 会って受け取ってたなら記憶力良いので覚えてるはずなのだけど、記憶にありません】

その後返信は全く無いらしい、勘違いだったのかもしれないね？と言われた。 私もそう思う。その後は自らは思い出す事も無かった。