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虐め~差し出した妹が帰って来ない
第2章 秋月 胡桃編

新体操は1年の秋の大会で入賞、2年の春大会では県3位。サイトも閲覧数は1年前から倍増している。
学校では人懐っこい性格で誰隔てなく話せる明るい性格で男女共に人気があった。
家に帰れば大好きなお兄ちゃんに会える
小さな頃からブラコンで、子供時代…男の子達と遊んでるお兄ちゃんを憧れの眼差しで見ていた。 リーダーシップがあり中心になってる兄の姿が嬉しい。
私にとても優しくて、何時も気遣ってくれた。
小6まで一緒にお風呂に入った。
お兄ちゃんのお嫁さんになるが口癖だった。両親に兄妹は結婚出来ないと言われ続け何時も凹んだりしたけど、中2になった今でも結婚したい願望は続いている。
もし彼女さんが出来たら凄く嫉妬すると思う。かっこいいお兄ちゃんだから凄く不安、でも今の所お兄ちゃんに彼女が居るような素振りは全くない。
中学になって何人かに告白されたけど、全て断った。お兄ちゃん一筋の気持ちは変わらないから
新体操部は基本平日の朝練は毎日だけど、放課後は週に2~3回、土は午前中で、日は大会前以外は休み。
今日は土曜日、午前中に部活が終わり13時前には帰宅した。
両親は今日から海外旅行に行っている。両親は共同で会社経営をしていて何時も忙しい。定期的に纏まった休日を取り旅行に行っている。
5日間お兄ちゃんと2人きり!顔がニヤニヤしちゃう…いっぱいベタベタしたい。
ジャージ姿からラフな格好になり居間に向かうと、お兄ちゃんから連絡が入る。
財布を届けて欲しい!
お兄ちゃんの役に立てると思うと嬉しい、それに友達にも紹介するという彼女さん的な言葉にテンションが上がる。
お風呂に行き髪と身体を丹念に洗い、バスタオルを巻いて自部屋で着替えを物色する。
コンセプトは、清楚!お嬢様風?
ノースリーブの水色のワンピースに決めた。普段は後ろに纏めポニーテールにしてる髪も降ろす。少し大人びた感じがした。

