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虐め~差し出した妹が帰って来ない
第2章 秋月 胡桃編


大きなドアを開きリビングに行くと、真っ暗で一部だけ間接照明が点いていて…そこにパソコンデスク、白衣姿の女性が椅子に座りパソコンをカチャカチャと操作している。

その姿を確認し猛さんがドアを閉めようとすると「猛?」と声が響いた。
「おう、取り敢えず一部屋貸してくれ、風呂も借りるぞ」
「一区切りついたから休憩しようと思ったの、ちょうど良いわ。その子を紹介して?」

二人の会話が続き
猛さんが私の背中をポンと叩く
私は1歩前に出て、軽くお辞儀をし
「はじめまして、秋月 胡桃と言います。よろしくお願いします」
「ん? 秋月 胡桃?」「はい」
眼鏡を掛けた顔が此方を向き、首を傾げるとパソコンを操作した後に瞳を輝かせた

「兼平 玲子よ!年齢は秘密だけど胡桃ちゃんの倍位ね? 医者をしてます。でも論文メインだけどね。」
倍? 30歳位なのかなと思った。

玲子さんは白衣を脱ぎ、此方に近付く、途中テーブルの上のリモコンを操作し室内が一瞬で明るくなった。

玲子さんの第一印象は、スタイル良くシャープな感じの美人さん。白衣の下はレディースのスーツ姿だった。
オーラは冷色、理性的で神経質な雰囲気を持っている…いた?
近付くにつれ、顔が緩んで来て…怖い。

目の前に来ると顔が一瞬で引き締まった。クールビューティ!
「新体操の県大会で3位だった胡桃ちゃんね?髪を下ろしてたから最初は分からなかったわ、逢えて嬉しい!」
声が弾んでいる、「そうです」と頷く私にいきなり抱き着いてきた。
私はビックリして固まった。「玲子」と猛さんが頭にチョップする
「ご、ごめんなさい。ファンなのよね、サイトもちょくちょく見てるし」
渋々離れてくれる、クールビューティだった顔が崩れている。

「胡桃って有名人?」
と猛さんが首を傾げた
「いえ、普通の中学生です」
と直ぐに否定する。
「県内の中学生の新体操なんてマイナーだけどね、でも去年はテレビにも出たのよ!その時からのファン」
玲子さんが今にも抱き着きそうに手をわきわきさせてる。
私は1歩下がり
「ありがとうございます」とお礼を言った
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