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虐め~差し出した妹が帰って来ない
第2章 秋月 胡桃編

「で、詳しい話は分からないけど、何があったの?」
「いや…ウチのバカ優吾が胡桃ちゃんに迷惑掛けてな。 今日は家に帰り辛い状況になってお前に連絡した」
「ふーん、優吾見たことないから明日連れて来て! 胡桃ちゃん泊める代わりに、開腹手術の練習用に1日貸して欲しい」
クールビューティ顔でとんでもない事を言う玲子さん
3人が無言でシーンとなった
「良いんです、優吾君のことはもう怒ってないです」
「うん!優吾は顔面正拳で、鼻血と鼻少し曲げと前歯欠けた。それで玲子も許してやってくれ。詳しい話したいから明日此処に呼びたいんだけどいいか?」
「胡桃ちゃん、優吾はちゃんと反省してた?…それなら許す。良いわよ猛」
話の途中私を真面目に見た、それに私が頷けば、話を続けた。
「疲れてるだろうから、お風呂にゆっくり入って来なさい。着替えとタオルは脱衣場に用意してあるから、案内するわね」
案内された場所は、ちょっとオシャレな脱衣場、籠に大きめのタオルと裾の長い白いTシャツが置いてあった。シャンプーやリンス、トリートメント、中の小さなタオルは好きに使ってね? 脱いだものやタオルは籠に入れて置いて。ゆっくり疲れを取って、出たら居間に来てね?と言われ玲子さんは居なくなった。
スマホを確認、時刻は23時半…着信は無し…ズーンと落ち込む。
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玲子に知ってる限りの事を説明する。途中胡桃と話して気になった事も含めて全部。俺より玲子の方が頭の出来が良い
「兄の健人君の事も気になるけど、胡桃ちゃんも問題ありそう…明日、優吾に話を聞いてその後カウンセリングしたいわ」
「話し合いには胡桃も加えた方がいいのか?余計辛くなるだろうけど」
「カウンセリングの為には居た方がいいわ。話し合いの最中の感情の揺れ幅や視線、仕草もヒントになるから」
「分かった。そうするとしよう、明日も忙しくなると思うから今日は無しな?」
「嫌にゃん、ご主人様は意地悪だにゃん…(デコピン)つぅ…じゃあ明日、今日の分も含めてハードなのお願い! 」
「分かった。たっぷり虐めてやる」
「エヘへへ」
真面目な会話から玲子の猫攻撃で緩んだ二人の世界に

