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虐め~差し出した妹が帰って来ない
第2章 秋月 胡桃編

少し落ち着いた、髪をタオルで乾かしながらロングTシャツ姿で居間へ行く。
玲子さんがハーブティーを用意してくれて、チビチビと飲んだ。
飲み終えた後は玲子さんが部屋に案内してくれた。
シンプルな寝室でベッドが2つある、此処は客間なのと説明してくれた。
おやすみなさいと挨拶をして布団に潜る、ハーブティーの効果と疲れもあって直ぐに寝てしまった。


目覚めた時は窓が明るくなっていた。
スマホを見ると電池が切れかかっていて、時刻は10時20分、連絡は無くため息を漏らした。
居間に行くも誰も居ない、代わりにキッチンテーブルに紙が置いてあった。

【胡桃ちゃん、おはよう。猛は朝早く家に戻る予定、私は寝たの4時過ぎだったから爆睡中(笑)です。冷蔵庫にあるもの好きに使って朝飯食べてね、食器も自由に。退屈だったらテレビ見てね! 】
玉子サンドとハムレタスサンドを多めに作り半分食べてからテレビを付けてニノさんを見る。


正午前、ミライモンスターを見てたら玲子さんがバスローブ姿で起きてきた。
朝の挨拶をして、残ってるサンドウィッチを勧めると喜んで食べてくれた。珈琲も用意する。
こっち来て!と言われて行くと頭をなでなでしてくれた。何故?

13時に猛さんが優吾君達を連れて来るらしい、イジメの件を詳しく聞き解決方法を探してみるらしい。
玲子さんは私の同席を薦める、私は兄の惨めな姿は見たくないと返事を渋る「大好きなお兄ちゃんのカッコイイ所もダメな所も惨めな所、全部受け入れるのが本当の愛よ?」と言われて参加する事を決めた。お兄ちゃんの全てを受け入れる為。

優吾君と鈴木君、鴨志田君が猛さんと顔を出す。
先ず最初に3人が私に謝罪した。
<<<<<<<<<<<<<<>>>>>>>>>>>>>>
「昨日優吾から胡桃ちゃんの件は大体の話を聞いた。薬なんか使ったらそれだけでアウト、少年院行きだぞ、馬鹿共」
「その根本的な原因はイジメにある。全部正直に話せ、別々に話を聞くから嘘を付いてたり隠してたら許さない。
学校に通達すると共に恐喝行為で警察案件だ…でも全て正直に話せば、何とか穏便な解決策を見つけてやる、いいな?お前らの人生が掛かってる、隠すな嘘をつくな」
3人とも項垂れながら、はいと返事を返した。

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