この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
虐め~差し出した妹が帰って来ない
第2章 秋月 胡桃編

優吾君の言葉に玲子さんが反応した
「最初は、怒りをぶつけただけ。でも、それがエスカレートし、思考を麻痺させていくと人は誰でも残酷になれる。やり過ぎだと思うけど…」
途中で言葉を途切る、そして私を見た

「胡桃ちゃんはどうしたらいいと思う?
優吾君が警察に行ってイジメの全てを語る…映像も証拠だから提出する。被害者として健人君にも警察が話を聞きに来ると思うけど」

お兄ちゃんが被害者として警察に?映像を他人に見られる?

「お兄ちゃんに迷惑掛かるから警察沙汰は嫌です。
こんな酷いイジメはして欲しくない…出来れば昔みたいに仲良くして欲しいです」
昨夜の優吾君の告白を聞いてなければ…彼を憎み、警察に行って欲しいと思ったはず…切っ掛けはお兄ちゃんが悪く、それが原因で優吾君がおかしくなった気がした。

……告白と動画が続き…気持ちは落ち込んでる。とても辛かったのに…
私はお兄ちゃんが全裸でおちんちんを擦ってる自慰動画を見て、この映像欲しいって思ってしまいました、お兄ちゃんごめんなさいと心の中で謝罪します。

「分かったわ。優吾、その件は保留よ! 勝手な行動したら許さないから」
「……………はい」

猛さんが部屋から出てきた。渋い顔をしている、項垂れる3人を壁際に立たせ…猛さん、玲子さん、私でテーブルに座った。

「クソがァ!」と猛さんが怒っている
まるで荒ぶる獅子の様…
玲子さんはパソコン画面を猛さんに見せ…互いの聞いた話の相違を確認していた。

「公にしたら、3人とも退学。そして恐喝、暴行、脅迫、性的暴行…確実に捕まるな。お前ら人生終わるぜ?」
その言葉に優吾君以外の2人がガタガタ震えた。

「ダメよ!胡桃ちゃんが反対した」
玲子さんの言葉に猛さんが有り得ないだろ!と言いたそうな表情で私を見た
……!?。。。。そうか…そうだよなぁと呟き「分かった」と返事をする。その時は仕方ないって思ってる顔で


「知りたい事は大体分かった、もう3人は邪魔だから帰して!私は胡桃ちゃんのカウンセリングするから」

「分かった。また近い内に呼び出そう。
おい!お前ら帰るぞ、勝手な真似は絶対するな学校以外は暫く自宅謹慎だ」

3人を連れて猛さんは家を出ていった。
/87ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ