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虐め~差し出した妹が帰って来ない
第2章 秋月 胡桃編

「はい!次は胡桃ちゃんの番、猛が来なくて3日もお預けされてる私を癒して!」
「!?」
玲子さんが人差し指同士をくっ付けてもじもじポーズし、チラッ、チラッと私を恥ずかしそうに見つめている。
15歳歳下の私に? 猛さんがいたらツッコミが入るシーンだけど、今日は居ない…居ない
私がツッコミ? …無理
「コホン…お、おいで」
両手を広げると飛び込んで来た…あまりの勢いに後ろに倒れる…でも玲子さんは構わずに抱き締めては私の胸元にも顔を寄せてスリスリしてくる。
襲われてる? でも胸元擦り寄せながらチラチラと見てくるので頭を撫で撫でした。
「ぷはぁ…幸せ!胡桃ちゃんの匂い好きよ」
何故か玲子さんが酔っ払いに見える。お酒飲んでないはずなのに
「あ…り…がとお…ございます」
カタコトの外国人的に返してみた。
「これは緊張を解す為のスキンシップね?猛には内緒でお願い! そしてこれからが本題なの、良い?」
いきなりクールビューティ顔。真面目な話だと感じて佇まいをなおす。
「秘密にしておきます。はい大丈夫です」
「今日は猛が居ないけど、昨夜あんな事になって胡桃ちゃんの本音を聞きたいの」
「本音ですか? 昨夜は私が悪かったと思ってます。お預けさせてしまいごめんなさい」
「ノンノン! そっちじゃなくて…昨夜3人でした大人の遊びの件ね? どんな感じだったかな? 」
「凄く恥ずかしかったです!」
昨夜の光景を思い出して、顔を真っ赤にして
「うんうん、恥ずかしくていっぱい濡れちゃったよね! 興奮したでしょ? 」
「うぅ…少しは興奮してたと思いますけど、頭の中が真っ白になってたから」
違う自分みたいだった。の言葉は飲み込んだ。それを認めるのはお兄ちゃんへの愛を…あの時喪失してた事を認めちゃう事になるから
エッチな話題は避けたいのに…
玲子さんの顔は真面目なので言い出せず、更に深みへと質問が続き

