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第2章 秋月 胡桃編

「お兄ちゃんは来ないと考えて、新しいプランが必要かなって思う。でも、私の案を 猛に言っても反対されそうだから…胡桃ちゃんの同意が先に欲しい。ちなみにこの案は胡桃ちゃんの理想的な形のみで健人君達が幸せになるかは不明なの」

「ん〜、私が猛さんの奴隷になるのが…私の理想的な形と言われても…理解出来ません。でも玲子さんは信用してるので、詳しく教えてください」

「健人君には更なる絶望を味わってもらう、それには胡桃ちゃんの協力が不可欠なんだけど…絶望の中で健人君にも胡桃ちゃんと同じ様に奴隷に落とす。兄妹で猛、そして私の奴隷になってもらうの。
2人には家の中での様々な規則が課せられて、共に関わり続ける関係になる。
規則には…恋愛禁止。自慰禁止。猛が指示されたら兄妹でSEXを含めてエッチな事を強制。
学校は普通に友達と楽しく過ごしつつ、家の中は親に秘密を共有した運命共同体の関係で健人君は胡桃ちゃんに依存する生活を送る事になる。アバウトだけどこんな感じを考えてるの、どう？ 」

恋愛禁止やお兄ちゃんを支える＆関わり続ける＆エッチ、イジメ撲滅とキーワードだけは理想的なんだけど…そうなる理由が複雑過ぎて分からない。

「……私の理想的な感じだけど…お兄ちゃんは猛さんの奴隷にはならないと思う」

「普通に考えると難しいと思うけど…胡桃ちゃんの協力があれば可能だと思う。先ずは猛の奴隷になる事、奴隷を装うとバレるからね。それと…お兄ちゃんに関わった男の子達とエッチな事出来る？それが出来ればお兄ちゃんとラブラブな関係が確実になるはず…その場合、処女をお兄ちゃんに捧げる事は出来なくなるけど」

難しい…両天秤の私の心の計りはふらふらしてる。
言葉に出来ず悩んでいて

「今の中で出来そうなのはある？先ずは最初の1歩からかな」

出来そうなのは…
昨夜の件で興味があるのは猛さんの奴隷かなぁ…ドキドキして凄く興奮した。

「猛さんの奴隷になるのは…ちょっと興味あります。他は…SEXも含めてまだ抵抗あります」

「うんうん、先ずは1歩目だからそれで充分よ！ じゃあ今夜は猛の奴隷になる為に胡桃ちゃんを調教してあげるわね」

「えっ！？ 玲子さんがですか？ 嫌です」
「あら、でも明日は猛の調教を受けるでしょ？ その時、今のままだと猛はまたストップ掛けるし…私の案にも反対しそうなのよね。 」