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虐め~差し出した妹が帰って来ない
第2章 秋月 胡桃編

4日目(火曜日)
昨夜寝たのは1時頃、エッチな事が始まったのが21時頃だったから合計4時間近く玲子さんとの情事は続いた。
アラームで目覚めたのは8時、隣には全裸姿の玲子さんが幸せそうな顔で寝息をたてている。
昨夜は眠気と疲労に負けて2人ともシャワーを浴びずに寝てしまったので、玲子さんにアラーム鳴ったら起こすように言われている。
うっ…寝起き悪い人だ! 揺すっても全く起きず最終的に口を手で塞いで無理やり起こす。
起床の挨拶をキス付きでして、裸のまま2人で手を繋ぎお風呂に行った。
ベッドでのエッチ時は、ご主人様からお姉様に変わり…2人で肌を重ねてイカせ合う事をしてたので玲子さんとの関係はぐっと身近になった気がする(悪い意味で)
その後はバスローブ姿で朝食を取りながら今後の打ち合わせ、猛さんは10時頃に来るらしい。
時間通りに猛さんがやってくる。
私と玲子さんはソファーでテレビを見ていた。
「おかえり、猛」
「おかえりなさい、猛さん」
同時に話したので、猛さんは目をぱちくりしている。
「あっ、あぁ、ただいま。何か仲良しだな!胡桃が元気そうで安心した。
昨夜の9時頃に家を見てきた。1階の電気が付いてたから、大丈夫だと思う」
「ありがとうございます。安心しました。」
お兄ちゃんの事も心配してくれる猛さんの行動が嬉しく、にっこりした表情で返す。
「猛の今日や今後の予定ってどうなってるの?」
玲子さんの問い掛けに少し考えるそぶりをして
「一応、今日明日と明後日の夕方位迄は一緒にいるつもりだ。明日か明後日には胡桃を送っていく。 今日と明日は白紙状態、健人君を一緒に待つ予定、俺は誘拐犯だしな!」
玲子さんの予想通りの答え…誘拐犯の言葉にクスッと笑った。

