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タイトル考えるのめんどい
第3章 は?
「ありがとうございます」

「ったく昨日も落としたよな? 俺じゃなくて私の目の前で」

「あ、たしかに……」

「次からは気を付けなはれよ?」

「ごめんなさい。私おっちょこちょいで……えへへ」

あ?

今なんつったこいつ?

美男子はなにか焦ったように口を塞ぎ、そそくさと走り去っていった。

私という一人称……女子トイレにいた……

この二つの符号が意味するものは一つ……!



放課後、俺は美男子を屋上に呼び出した。

俺はカッコつけ、落下防止の網に背を預け、腕を組みながら言い放つ。

「単刀直入に言う。お前女だろ」

「う……!」

「いや女だっただろ、だな聞き方は。どうなんだ?」

「……そうです」

やれやれ、やはりな。
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