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第5章 花火大会

「知ってんの？ 美春ちゃんのこと」

「うん。同じ中学だったからね」

「マジで？ 初耳」

驚く大輝。

因みに大輝と飛鳥は同じバスケ部で、それで出会ったのだ。

すると視線にエンジェルが映った。

可愛らしい浴衣に身を包んだエンジェルが。

「待たせちゃったかな？」

「全然待ってないよ。なあみんな！！」

「お、おう……」

俺の雰囲気にドン引く3人。

「あれ飛鳥？」

「や、美春。元気してた？」

「元気してたってクラス隣じゃん……そういえば大輝くんと付き合ってたんだっけ？」

「そうだよー」

本当に知り合いのようだ。

さて、花火大会を楽しもう。