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タイトル考えるのめんどい
第6章 修学旅行
「俺すべる話しかねぇからパス」

「そんな事言わないでさ。じゃあ私から……この間友達の夏子と回転寿司屋行ったらさ、バーコードハゲのおっさんがさ、同僚みたいな人に寿司のなんたるかを語ってんの! 回転寿司屋でだよ!? マジウケた!」

うわー……酷いな……

ただのJKの会話やん……

「ぷくく……」

俺と大輝が死んだような顔をしているなか、溝端は笑いを堪えている。

そうかこいつもJKだもんな。

笑いのツボが一緒か。

「そういえばさ。私、溝端くんのことあまりよく知らないんだよね」

「俺も知らない。真壁からダチなろうつってなったんだよな?」

「まあ、そうだな」

「ふーん……誰か好きな人とかいる?」

いきなりそれかよ。

こいつの頭の中はよく分からん。
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