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タイトル考えるのめんどい
第7章 セックスすればいいんだろ?
うわぁ幻想的だ……

その非現実的な光景に感動していると、ふとある違和感に気付いた。

人が……いない。

ここに至るまでの道にも人はたくさんいたのに誰ともすれ違わない。

後ろを見ても人の気配がない。

それ以前に声も聞こえない。

「み、溝端」

「なに葵くん?」

よかった普通だ。

とりあえず気味が悪いので戻ることに。

「走るぞ」

「うん」

走り出す俺たち。

しかし一向に出口にたどり着かない。

変だ。

そんな歩いてないぞ?

なのになんでたどり着かないんだよ!

「まさか……無限ループしてる……?」

ざわ……ざわ……

おいおいおい冗談キツいぜ!

なんだよこれ! とことん最悪な修学旅行だよ!

っとその時だ。

背後に気配を感じて振り返った。

そこには透き通るような白い肌の美女がこっち見つめていた。
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