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恍惚なる治療[改訂版]
第8章 沼に溺れる
翌日から仕事モードに切り替え、数日おざなりだった『朝間 藤治』の残りの原稿に取り掛かる。
大正時代の文化や流行を調べているうちに仕事モードが緩んでしまい、別の考えが入り込んでくる…
『男性同士のセックスは…ココを使うんですよ…』
[男性同士 セックス やり方]
「……!?」
一体何を無意識に調べようとしてるんだ俺は!?
興味があった…?
いや、無い無い!
柳川先生はその気が十分有っても、俺は受け入れるつもりなんて無い!
「はぁー…」
机に突っ伏して頭を抱える…
無意識に調べてるって相当毒されてるんじゃないのか俺…
1日経ったら消えるかと思ってたのに、柳川先生の感触が身体から消えない…
お互いの為にも、これ以上快楽の沼に溺れるわけにはいかない…