この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恍惚なる治療[改訂版]
第9章 都合のいい存在

言い終わらないうちから柳川さんの腕を強引に引っ張って、コーヒーショップへと向かった。
その場で待っていれば良かったのに、胸騒ぎがした俺は2人の後を尾行すると、店の手前の路地に入って行ってしまった。

路地を進むと、人の居ない行き止まりで柳川さんは壁に押しやられ、女性からのキスを拒んでいた。
死角から2人の様子を眺める…

「ねえキスしようよ…」
「やめて…それよりハンカチは…」
「そんなの無いに決まってるでしょ?理人くんを誘い出す為の口実」
「もういいかな?友人を待たせてるんだけど?」
「私より友達なの?ねえ、私達もう1度やり直さない?」

彼女はキスを諦めたのか、柳川さんの身体に寄り添おうとしたら、柳川さんに身体を引き離された。

「やり直すって…そもそも僕達恋人同士じゃなかっただろ?2カ月セフレの関係だっただけ。君に社長の恋人が出来たから、関係を解消したんだ。恋人でも無かったのに彼女面しないでくれないか?」

「彼女みたいなものじゃん?もう1度セフレになろう?彼ってお金はあるけど、エッチが淡白でつまんないの…エッチするなら、理人くんとしたくて…彼鈍感だから浮気しててもバレないんだよね」
「最低だな…」




/309ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ