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恍惚なる治療[改訂版]
第2章 最初の治療
柳川先生は口角を上げたまま、俺の股間をひと撫でした。
「…っ!」
「ココを硬くして、触って射精させます」
「っ、や、やだ!」
手首を動かして拘束を解こうともがく。
勃たせるだけでも不快感に飲み込まれそうなのに…
先生1人だと言ったが、もしかしたら女性を呼ばれるかもしれない…!
今の状態で接触されたら、死んでしまうかも…!
パニック状態の俺に対して、柳川先生は冷静で、落ち着かせようとまた頭を撫でてきた。
「…はぁ、も、もう俺は、大丈夫です…だから、帰らせて…!」
「大丈夫じゃないですよ。今の状態を放置したら、また倒れてしまう…これを機に治療しましょう。佐伯さんも仰られたでしょ?『これ以上発作に振り回されるのは嫌だ』と…」
「で、でも…女性を呼んで、勃たせるんでしょ?気持ち悪くならないと勃たないのに…」
1番の懸念要素を口にすると、柳川先生は柔らかい笑顔を浮かべて頬を撫でた。
「大丈夫ですよ。女性に触られなくても勃起はしますよ」