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恍惚なる治療[改訂版]
第2章 最初の治療
顔を上げて下半身に視線を向けると、下着の中心部が大きく盛り上がっていた。
気持ち悪くなってないのに、反応するなんて…
「な、何で…」
「何も勃起するのは、女性の肌に触れたり、見るだけではありません。こうやって気持ち良い所に触れられると、感じてこうなるんですよ…そろそろ脱がせますよ」
「ま、待っ…」
俺の制止も聞かずに下着をずらされ、布で圧迫されていた性器が勢い良く飛び出した…
反り返ったソレを見ないように瞼を硬く閉じる…
自分の欲情を目にして、下腹部で不快感が渦を巻く…
「凄い…佐伯さんの大きいですね…」
「や、やだ…俺は気持ち悪い…こんなになって…汚いんだ…」
「あなたは汚くありませんよ。コレは男性の生理現象ですよ。正常な反応ですよ…」
生理現象だと告げられても、心は簡単には許容出来ない…
それだけ、心に付けられた傷は深い…
何やらキャップが擦れる音が聞こえると、性器に冷たい何かが垂れてきた。
「ひぅ…っ」
「ローションです。少し冷たいと思いますが、我慢して下さい…」
すぐに柳川先生の手が触れて、性器を包むように握り、ローションを擦り込むように上下に動かし始めた。