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恍惚なる治療[改訂版]
第14章 古傷
『孝志くん、いくよ…』
『やだ、やめて…』
グチャ…
『あっ、孝志くん…大きい…』
性器が気持ち悪い粘膜に包まれる…
俺は目隠しをされ、身体の自由を奪われ、彼女達のオモチャにされる…
『あん、ああっ、イッちゃ…孝志くん、凄い…』
気持ち悪さと恐怖で全く射精出来ないのを良い事に、彼女達は代わる代わる俺のを挿入しては身体を揺すって、甘い声を出す…
身体を舐められ、触られ、感触が鮮明に蘇ってくる…
『やだ、やだ……』
誰か、誰か助けて…
「…さん、佐伯さん…」
「はぁ、はぁ…やだ…」
「佐伯さん、大丈夫ですか…」
「……柳川さん」
意識を取り戻すと、白い天井が目に入り、首を動かすと隣には白衣を着た柳川さんが…
どうやら、柳川さんの働く病院に運ばれたらしい…
顔面は涙でグシャグシャになっていて、身体を動かそうとすると、右手と額に激痛が走る…
よく見ると、右手は包帯で固められており、自由に動かせない。
「うっ…」
「無理に動かないで下さい。右手を骨折していて、頭にも怪我をしています。検査の為に一泊入院していただく事になりますが、よろしいですか?」
「はい…」