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恍惚なる治療[改訂版]
第3章 2回目の治療
予想はしていたが、やはり彼女はいたか…
この人はカッコいいし、セックスもやり慣れてるだろうから、女性には困ってなさそうに見える。
俺も治療が上手くいけば彼女出来るかな…
「まさか彼女にも擬似行為を…」
「彼女にはちゃんとキスをあげてますよ?佐伯さんがして欲しいならキスあげますよ…」
「要りません!」
こちらが性知識に興味を持てば、そちらに無理に引き込もうとする…
しかもキスをしてやるなんて…経験の無い俺は完全に揶揄われてる…
それより彼女が居るのに、他人…しかも男とキス出来るのか!?
この人、男の身体を触って興味が出てきたのか…
ギシ…
「……!」
突然、柳川先生が俺の身体を跨いで馬乗りになり、身体を密着させてきた。
そのまま耳に息を吹きかけられ、波打つような快楽が襲ってきた。
「はっ…」
「大丈夫。怖がらないで…今からする行為は全部気持ち良く射精する為の治療ですよ…安心して、キスはしません」
耳に歯を立てて軽く噛まれ、ビクリと身体が反応した。
耳の裏や耳朶を舐められ、どんどん息が上がってくる…
「はぁ、ああ…」
「男性相手にこういう事するの初めてですけど、治療とは言え感じてもらえて嬉しいです…」